13 ビクトリアフォールズ |
ビクトリアフォールズへ行くきっかけは、マラウイから隊員が任国外旅行に来ていて、彼らがビクトリアフォールズへ行くというのでそのプランに便乗した。UBZのバスに揺られてルサカからリビングストーンへ行った。バスはリビングストンの街中が終点、そこからミニバスで滝の近くまで行き、ザンビア側から初めてのビクトリアフォールズを見た。熱帯高地の大地に割れ目が突如として現れそこにザンベジ川の水が吸い込まれていた。この季節は乾季の終わりなので水量は差ほどで多くなく、滝の上を歩いている人の姿を見かけた。 ビクトリアフォールズの手前にインターコンチネンタルホテルがあり、その前から滝の正面に出られるような道があり奥まで歩いていくと絶壁が現れ、その角に立ったら足がすくむ思いであった。とにかく壮大なスケールに感動! それから国境を徒歩で渡ってジンバブエへ入国した。ザンビア側の出国を済ませて橋を渡ってジンバブエ側へ行くのだが、この国境は鉄道と道路の併用橋で1904年竣工とあった。丁度歩いてこの橋を渡っているときに、ジンバブエから鉄道が渡ってきていた。それは蒸気機関車が車両を牽引していた。蒸気機関車はメンテナンスが出来ないと動かせないと聞いたことがあり、ジンバブエの国力に圧倒された。 ジンバブエへの入国がすんなり終了し、そこで待っていたタクシーに乗ってビクトリアフォールズタウンまで行った。料金はなんとメーター性であり、また、驚いた。街にはバークレイズ銀行があり、ヨーロッパ系の事務員が応対し、ハンバーガーショップWINPYがあったのにも驚いた。ビクトリアフォールズタウンでは、マッカサンというホテルに泊まった。並みのホテルだったけれどザンビアよりはまったく質がよかった。 ビクトリアフォールズはこれまで見たことないその壮大さに圧倒され、ジンバブエではサービスの質の高さに感動した。百聞は一見にしかずといえども感動の連続する旅となった。
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