45 東部州訪問-チパタからブランタイアへ

ペタウケ経由チパタヘ

 いつだったかはっきりと覚えていないが、ルサカに住んでいる同期でチパタへ行こうという話が持ち上がり、よっしゃよっしゃとあっという間に行くことになった。気の合う仲間がチパタに住んでいて彼らが任期満了する前だったから、1987年の5月か6月だったのだろう。ルサカからバスでチパタヘ発った。

 私は、途中、ペタウケで理数科教師をしていた隊員の家に1泊、チキンを一羽をローストして歓待してくれた。翌日またバスでチパタヘ向かった。チパタでは、薬剤師をしている隊員がおり、ルサカの同期とここで合流。そこにお世話になった。

 集まれば飲み会が始まるのは世の常。いつもはルサカでやっていたのでこのときは河岸を換えたということになる。ザンビアの地方の場合、概ね貸与される住宅大きいのでこういう時は非常に助かった。泊まる場所も確保されていれば何ら不自由がない。それに酒と食糧はお金さえあれば比較的容易に調達が出来た。

 このときは、こんな調子で人に会いに行ったのとどこへ行くにも案内されたのでチパタのことはほとんど記憶にない。

 後から知ったことだが、チパタは北ローデシア時代フォート・ジャイムソン(Fort Jameson)と呼ばれていた。ザンビアでは北ローデシア時代の地名(リビングストンなど)が継承されている都市もあるがチパタのように変更された(ブロークン・ヒル Broken Hillなど)都市もあるようだ。

ムチンジの国境を越えてブランタイアへ

牧師がブランタイアまで車で行くという話をチパタの隊員が聞きつけ、マラウイへ行くチャンスだというので便乗することにした。ムチンジの国境を越えてM2を走ってブランタイアまで行った。そこでまた同期のお世話になりブランタイアを散策して同じ経路でチパタヘ戻った。


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