37 ザンビア帰任と鳩山由紀夫議員ザンビア訪問


私がザンビアへ帰任した直後に鳩山議員がザンビアを訪問したことに関しては時期が近かったというだけで何も関係がない。当然だが。

9月初めに続けていた歯の治療が終了しザンビアへ戻った。そのときのフライトは、ザンビアへ赴任したときと同じブリテッシュ航空だったがロンドンから先のルートがナイロビ経由だったので、直行便があるからとルサカ直行にしてもらった。

成田からアンカレッジ経由ロンドン行きブリティシュ航空に乗り込みこんだ。指定された席に着くと隣に私と同じか少し年上の女性が座っていた。なんとなく落ち着きがなさそうな感じがし、気になったので、お一人ですかと尋ねたら、”実は新婚旅行で旦那と席が別々になってしまって・・・、予約するときに姓が一緒じゃなかったからかしら”といっている。旦那の席を聞いたら直ぐ前とのこと、それじゃ、席を替わりましょうといって私が旦那の席へ移動した。

アンカレッジに着いたとき、トランジットルームの廊下でその夫婦と顔を合わせたので少し立ち話をした。

夫婦:どちらまでですか?

私:アフリカのザンビアです。

夫婦:えー、アフリカですか?(驚きの表情)

私:そうです。

夫婦:仕事ですか?

私:協力隊員です。

夫婦:へえー。ザンビアはどうやっていくのですか?

私:ロンドンから直行便があります。

夫婦:どんな仕事ですか?

私:公共事業局建築局に勤めています。

夫婦:私は住宅都市整備公団です、四国ですが。

とまあー感心されながらというか不思議な日本人に会ったということだろう、世間話をしてから

夫婦:写真を撮らせて下さい。

私:はい、どうぞ

夫婦:身体に気をつけて頑張ってくださいね。

私:お幸せに(新婚旅行の思い出になったのだろうか・・・)

ザンビアに戻って直ぐに、日本大使館の前にあるインターコンチネンタルホテルで鳩山由紀夫議員歓迎会があるというのでJOCVも参加するようにと声がかかった。日本ザンビア議員友好なんとかだったらしいがはっきり覚えていない。まあこのときは邦人と見られていたというか、役回り上、邦人が集められたという印象だった。

会場には8月に着任した新任隊員の真新しい顔があった。

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